2011年9月9日

今となってはギターをぶっ叩いて歌い散らす事が職業になってしまって、
それに関しては既に退路はない。
常に地獄と隣り合わせで、
踏み外せば奈落の底に真っ逆さまだ。
同情するなら金をくれ!ぐははは!
ってのも強ち冗談とも言えないのだ。

とはいえ、
俺は多数派に向けた歌を歌いたいと思った事は一度もない。
これからもそんな歌を歌うつもりは毛頭ない。
多数派はいつも少数派を数の力で抑圧する。
俺は子供の頃からそいつ等にクソッタレと唾を吐いて生きて来た。
だから俺の歌は多数派からはみ出した人間達に向けて歌われている。

「売れる音楽」なんてものを俺は目指していない。
誰かにとって「通じる音楽」であれば良いのだ。
その「数量」は問題ではない。

人間が好きだ。
とはいえ、それはお前ではなし。