過去が背中に焼き付いている。 がっつり焼き付いて、 我が身の一部になっている。 とてもじゃないが消せるものではない。 忘れた頃に激痛が走って、 己が来し方がつくづく骨身に堪える。
そうなのよね。 背負ったまま行くしかねえのよね。 俺は俺以外の何者にもなれない。