2017年6月6日

絶望的な物思いの中、
うっかりウトウトした目覚めのきわ、
なんだか苦しみから解放されたような、
なんだかウットリとするような、
そんな気分に一瞬なって、
ああ、やっぱり、何一つ変わっていなかったと、
再び絶望の底に叩き落されて、
呆然と放心している夕刻。

最果てに生きる。