2018年3月9日

雨上がりの曇天の下を
トボトボと歩いて、
西荻窪までやってきて、
いつものコの字の隅っこで
丸くなって冷や酒を飲んでいる。
突然やってきたちびっこレディー達と
どう接していいのかわからなくて、
尻尾を巻いて逃げ出してきた。
俺はひん曲がったまま
うっかり歳ばかり取ってしまった、
出来損ないの浦島太郎だ。
とはいえ、
年齢に嘆きなどねえのだ。
むしろ様々な雑味から逃れて、
より自由になれたように思っている。

コンニャクのピリ辛炒め。200円。
若い頃なら注文しなかったと思う。
実にうまい。
のまさる。