2012年3月11日

一年が経ちました。

結局、何も出来ず、何もしなかった俺は、
一年経った今日にも何一つ言うべき言葉を持っていません。
言葉を吐き出せば全てが薄っぺらく、軽く、その声は醜い。
それはそのまま俺の心を映し出しているようです。

失われたものは取り戻しようがない。
傷は癒えようもない。
一年経ったからといって区切りがつくものでもない。
そんな風に感じます。
それでも俺達は今日、ここにこうして生きています。
誰もが自分だけの荷を背負って、
震える足取りで歩みを進めなくてはならないのだと思います。

自分の狡さ、愚かさ、無力、を思い知った一年でした。
それでもやっぱり、
俺は俺の荷をしっかり背負って、
震える足取りで歩いて行こうと思います。