2012年4月6日

用意周到もいいけれど、
勝負はいつだってイチかバチか、だと思うのです。
負けたら負けたで、それはそれ、
なかなかに味のあるものだと思う。
むしろ敗北にこそ「真実」に繋がる道が隠されていて、
その抜け穴みたいな道程だけが
本当の「勝ち」に通じているのではないか?
と、あながち冗談でもなく、そう思っている。

勝ちが約束されている賭け、
というのは最早賭けではない。
むしろ九割の敗北の予感を押して
その理不尽に賭ける、
というのが本当の賭けの心理だと思います。

そして、賭けた人間だけが
その果てにある「何か」に出会える、
と思ってます。

そこで出会うものは
とても大切なものだと思います。